●プロフィール

 歌川 智子 うたがわ ともこ

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   昭和37年12月31日生まれ 山羊座 A型

   ワイヤーワークス&ナチュラルワークス主宰

   お絵かき創作教室 リトル・アーティスト主宰

   主婦

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本業:ワイヤーワークス&ナチュラルワークス主宰

    グラフィックデザイナーとして5年間活躍し、結婚を機に専業主婦となる。あれよあれよと三人の女の子に恵まれ

    いわゆる「子育て」に没頭する日々が延々と続いた。普通のお母さんとしてくすぶる毎日。「何かシタイ・・・。」

    その想いをかき消すことができず、子育て中の公園仲間の新聞作りなどをしてみたり、簡単なデザインの仕事を

    しながら試行錯誤していた。でも、「これじゃないんだ・・・。本当に私のやりたい事は・・・。」結局エネルギーが

    大きすぎて「自己主張」のひと言で片付けられ引かれてしまうことも度々あった。○○ちゃんの母という存在は、

    人より目立ってはいけないんだ・・・。と自己主張することをあきらめた時期もあった。

    長女が幼稚園に通っている頃、PTAのお世話係りとして、園のイベントで昔取った杵柄を披露し、好評となる。

    そして、その能力に再度火がつき、発想がどんどん膨らみ、家に遊びに来た長女のお友達と一緒に「遊び」を

    クリエイトしてゆく内に子ども達やお母さん達に好評となり、自宅を開放し教室を構える事になる。

    そして、お絵かき創作教室を開講しながら、5年前、とあるデパートの一坪ショップ出店を機会にワイヤーワーク

    ス&ナチュラルワークスの前身となる活動にチャレンジしてゆくこととなる。

    織物に関しての知識や手腕は何も持ち合わせていなかった。それでも、昔から何とな〜く気になっていた

    “織物”。自然素材が好きで、麻ひもは以前から様々な分野で使っていた。

    ある時、夏用のバッグをあちこち探したが、気に入ったものが見つからず、頭の中で構築した手法で試しに

    編んでみた。自分の持ちたいバッグを作り、持って出かけると、逢う人逢う人「どこで売ってるの〜?」と

    尋ねられ、自分で編んだ作品だというと、「私も欲しい〜♪作って〜!」と数人にお願いされた。

    
2003年 夏 千葉県ニッケコルトンプラザで開催された「工房からの風」に出店中のうたちゃん♪
ワークショップは大盛況で開催期間中では、さばききれない人達が申し込んだ。
そのお詫として、秋からワークショップを地元中心に展開中。第一回目も好評で追加のスケジュールも決まったそうです。


    フリーマーケットにも出店しながら顧客の反応を掴み、まだまだ進化が足りないと思われる“ダンボール編み機”を

    微調整しながら、子育てと並行し、作品作りに没頭する日々が続いたが、初めて出品したアートフリーマーケット

    会場で立川グランデュオのスカウトマンにいきなりスカウトされた。

    しかし、人生でこんなに悩んだことは無い!という位、悩みまくったという。子育てをしながら10時から18時まで

    一週間も店番ができるのか?自己流のバッグを商品として値段をつけて果たして売れるのか・・・?不安と焦りと

    チャンスだ!という複雑な条件が絡み合い、どんな時でも「進む道」を選択してきた自分の「迷っている自分」という

    現実に遭遇することになる。悩み続けた結果、進むべき新しい道が開けていると感じられる自分を信じ、スカウトを

    ありがたくお受けしよう!と決心する。

    結果はスカウトマンが太鼓判を押してくれただけあり、今年も数回出店し、、驚く程の数のリピーターさんが足を運んで

    くださる大切な場所となった。

    
自宅で作品を制作中のうたちゃん♪

    編んであげたり、編み方を教えてあげたりしながら、ダンボールで作った“オリジナル編み機”の改良を重ね、

    デビュー3年目の昨年秋、初めて個展を開催したのをきっかけに実用新案登録を取得した。その面倒な

    申請手続きも全て自分で行い、“簡易両面織り機”は正式に認められデビューを果たした。



がんばる業1:お絵かき創作教室 リトル・アーティスト主宰

         ワイヤーワークス&ナチラルワークスがデビューするきっかけとなったこの教室も、本業と同じ程、大切な

         活動だ。週3回4クラスの規模に広がったリトル・アーティストは「親が行かせたいお絵かき教室ではなく、

         子どもが来たがるお絵かき教室」として、地元では有名になってきている。

         木工、金工、手芸、料理など、もの作り全般を提供し、自分の力で最後まで作品を完成するという喜びや

         達成感を共有する空間だ。

         「上手い下手って、誰が決めるのヨ!」という世界観を持ち、造り上げてゆくという段階を体で満喫し、

         そこで得た充実感を日常に転化し、感性を磨き、五感をフルに活動しながら本当の意味での生きている

         実感を幼い頃から育てる役目を果たしている。

         大きなことを狙っていたわけではないが、いつも「誰かに必要とされる自分を見つけたい!何かやりたい!」

         というエネルギーを持ち続け、独自のネットワークを広げ、学校週休2日制を機に「土曜クラフト教室<ACO

         RN/どんぐり>」も立ち上げた。同じ市内で同じような「造形教室」を開いている良きパートナーに出会い、

         自宅でやっていたそれぞれの教室では実現できなかったアウトドア活動を月に1回開催している。

         竹の水鉄砲で遊んだり、新聞紙でインディアンテントを作ったり、木の枝にパン生地を巻きつけ直火で

         焼いて食べたり、川原に出かけ、石を拾ってペイントアートしたり、山仕事を手伝いに行ったりと、子どもは

         もとより、大人も参加したくなるような企画が目白押しだ。

         
この日の<どんぐり>の活動は公園マップを作ろう!
ただ景色を描くだけではなく、オリジナル地図を作っちゃおう!ってなんかワクワクするよね〜。



趣味:バレーボール。学生時代はバスケット、OL時代はエアロビクスと、もともと体育会系環境で育った為、じっとしている

    ことが不可能な性格と体の造り。ここでも「何でもいいからスポーツがしたかった。」そうで、練習の合間をぬってコート

    の横で授乳してたというから感心してしまう。体がなまってくると疲れがとれないという。

    ママさんバレーでストレス解消!こうした切り替えの上手さも、沸々と湧きいずる発想とエネルギーの源になっている。


夢:実用新案登録をもつ麻ひもバックのノウハウ本を出版すること。この麻ひも織りの目玉は、、両面が一気に織れる

  こと。ダンボールが編み機になってしまうこと。

  通常、織物は平面でしか織れないが、彼女の考案した編み機は腹巻のように筒状に編める。この、簡単でお手軽な

  手法と作ることの楽しさを一人でも多くの人に伝えていきたい。


お言葉:何事にもきちんと対応し、うそをつかず、はがゆいと思う時もあるが時間をかけてじっくり熟成させる。振り返ると

      つくづく「近道できない人生だ」とおっしゃる。


編集後記

私より2つ年下のうたちゃん♪私と同じ3人の子をもつ母。

自分と同じような日々の環境の中、彼女の活動ぶりには本当に頭が下がる。

昨年レポーターとしてインタビューに伺った時、「ん〜〜!スーパー主婦です!」と思わず口から出た。

10分の生中継ではお伝えしきれない魅力をすぐさま感じ、業種や目的が違えども共有できる“心意気”を互いに感じ取った。

驚くほどアクティブで前向きなうたちゃん♪彼女に触発されることが私のエネルギー生成にもなっている。

子育てをしながらも「何かやりたい!」女性はたくさんいる。後はそれを枯れさせることなく、

時期が来るまでどれだけフレッシュな状態のまま保存しておけるかという技術の問題だ。

マラソンに例えるなら、うたちゃんも私も、まだまだスタートライン近くを最後尾グループで足踏み状態かもしれない。

でも、長い距離を走り出した事実は歴然とある。あとはいろんな給水所で飲み物を差し出してくれる人に感謝し

助け合いながら、お互いの夢に向かって前進あるのみ!うたちゃんの取材を通して改めて自分自身を振り返ることができた。

ありがとう♪


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文責:jojitown hiromi 取材日:2003.11.17