●プロフィール

 山藤 政夫  やまふじ まさお

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

   大正15年4月11日生まれ 牡羊座 O型 

   医療法人社団 陽和会 西窪病院 副院長

   東京都立小児病院

   小平 緑成会病院

   講演活動
 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





本業:医療法人社団 陽和会 西窪病院 副院長 泌尿器科 皮膚科

    ご存知の方も多いかも知れないが、俳優の故松田 優作氏の主治医だった先生。泌尿器科では日本だけ

    でなく海外でも名を馳せていらっしゃる。大きな声では言えないが、地元では別名『やくざ先生』と

    呼ばれている。確かに見た目も怖そう、話してみても、なんだかぶっきらぼう。付け入る隙を相手に与えない。

    お医者さんになられて50年。ここ西窪病院には、昭和36年から勤務なさっている。


がんばる業その1:東京都立小児病院  小平 緑成会病院

             西窪病院の他に、毎週この2箇所の病院にも診察に行く。この2箇所の診察の事を先生は

             「パートに行っている」などと、仰る。都立小児病院は昭和37年から、小平はもう25年間、

             それぞれ週に1回診察に行かれる。

             「小児病院にはね、日本全国あちこちから来るんですよ。」皮膚科は特に多いという。

             今や3人に一人とも言われるアトピーや喘息の子供たち。でも、先生はまず、お母さんを

             叱るそうだ。「あんまり小奇麗にしていないお母さんに怒るんですよ。お母さんが元気じゃ

             ないと子供も元気にならない。髪型変えたら?お化粧したら?というと、次回診察に来る時

             ちゃんと小奇麗にしてくる。そうすると、ここに来ている病院のどのお母さんよりもボクのお母

             さんは綺麗だ!って子供は嬉しくなる。子供はどんどん病気が良くなっていく。不思議だよ。」

つい先日行われた吉祥寺第一ホテル主催の

   医師50周年記念パーティーでの先生。

   200人弱の方々がお祝いに駆けつけた。




がんばる業その2:講演活動

             主に地元吉祥寺で講演会を20年間開催されている。どうやったら健康で暮らせるかなどの

             テーマでお話しする。

             そんな先生に健康でいる為には?と伺うと、「食べない!寝ない!だね」と驚くべき発言。

             事実先生は毎日60本の喫煙。朝食は食べない、昼食は病院の食堂で軽く麺類。夜はお酒。

             野菜は大嫌い、肉が大好きで2日に1度100gぐらいを食す。睡眠は3〜4時間。などなど不

             健康極まりない生活を送っていらっしゃる。

             そして、昨日までの事は忘れる!フリーな時間は同業者の人とは付き合わない。

             「50歳で1回心臓で倒れて、60歳の時3時まで飲んで、そのまま寝ないでゴルフ行って倒

             れたって事ぐらいかな」まったく〜!医者の不養生ってホントだったんだ・・・。


趣味:ゴルフ・読書

    学生の頃はサッカーをやってらしたそう。今で言う中田クンのポジションだったとか。ゴルフは50歳で始め

    られたという。

    その前はボーリング・山登りなどスポーツマンな先生。旅もお好きだそうでフラッと1週間ぐらいボストンバッ

    グ1つで海外にも行かれてしまうとか。とにかく行動的でタフマン。

    本はジャンルは問わないそうだが、唯一恋愛小説が苦手だとか・・・。

    現実の恋愛の方がお好きなようで・・・。


夢:
自分に与えられた人生を楽しむ事。楽しい時間をたくさん持ちたい。ゴルフして、お酒飲みに行って楽しい

   お話しして、本を読んで感動して。「あっ!あとね『火垂の墓』観て泣いたりね・・・」


お言葉:無理して生きるな!背伸びをして生きるな!「例えば子供をいい学校に入れようとか、無理して出世

      しようとか・・・」「私は財布は持たないんですよ。札をそのままポケットに入れてる。お金がなきゃ遊びに

      行かない。あったとしても今日はこれしかないよ〜って言うと、ちゃ〜んとその金額で納めてくれるよ」

      「あとね。願っていると必ず叶う!そして人を呪っちゃいけない。人を呪うと自分がそういう目に遭う」

      ナチュラルに生きる事は言うほど簡単ではないけれど、確固たる信念をもっていれば容易い事なのかも

      知れない。

編集後記

先生とは、数えてみたら24年前からの顔馴染みでした。まだ学生だった頃の私にとって、とにかく「こわ〜〜」でもなんだか

やさしそうなおじ様ってカンジもしたり、でも大人の危険な匂いもしたり・・・。なんて勝手に決め込んでいました。

今回お話しを聞いてそんな匂いもまんざら違ってた訳ではなかった気がします。

やっぱり素敵な生き方をされていらっしゃいます。

やくざ先生の異名を持ってらっしゃいますが、道でお会いすると、いつもにこやかにご挨拶してくださいます。

言われるほど怖くない先生です。

今回の取材で「先生!肩書きとかって〜」と伺うと、「そうゆうの好きじゃないから」ってサラッと嫌味なく仰いました。

お医者さんになられて50年。そしてその内の殆どを患者さんと毎日向き合う生活。

大学教授の話もあったけど寒い所に勉強しに行かなくちゃいけないから断った!

なんて仰っていましたが、本当に人が好きで、関わった人には最善を尽くす!与えられた人生を有意義に生きていらっしゃる先生が

ますますかっこ良く見えて、大人の匂いにクラクラした取材でした。


★back★

文責:jojitown hiromi 取材日:2001.8,13