●プロフィール

 中村 きよみ なかむら きよみ

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   中村薬膳研究会主宰 中医国際薬膳師

   日本中医食養学会 総務局長・常任理事

   国立北京中医薬大学日本分校講師

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本業:中村薬膳研究会主宰 中医国際薬膳師 

    フランス料理から、イタリア料理、中国料理、日本料理、あらゆる料理法に精通している。

    また、歴史ある中医学を学ぶ。
現在は講演活動、薬膳教室などで、一人でも多くの方々に

    「自身自医」(自分の健康は自分で守る)の普及活動を精力的に行っている。

jojitown がんばる人でお馴染みの「にしおぎ館」での薬膳教室で、きよみ先生と初めてお会いした。





薬膳とは・・・・・・中医基礎理論を基に作られたおいしい食事
にしおぎ館で開催された薬膳入門講座2
おいしくて元気になる日常食のすすめ
<梅雨の養生>

今回の薬膳の効能:体の余分な水分を取り、胃腸の働きを良くする

〜MENU〜
●冬瓜と鶏丸の含め煮
●健脾炊き込みごはん
●茯苓(ブクリョウ)入り白玉だんごのせんざい
企画:福祉の家 にしおぎ館
    料理研究サロン 大きな竈



・世田谷で行われている薬膳教室の模様・
今日のテーマは〜冷え性〜
さぁ!講義が終わったらレシピに基づいて今日のお料理開始!


「日本酒ありますかぁ〜?」
出てきたのが一升瓶できよみ先生はバカウケ!

お茶目な先生は
何でも楽しく解釈して活気づけてくださる。

とても魅力のある女性で
とにかく!勉強になります。

この日の漢方薬を一部ご紹介しますと、
金針菜(鉄分が多く、貧血の妙薬として、よく使う)
この金針菜を戻して、その戻し汁も肉団子のあんかけのスープに使用。

右下に赤く写っているのが、
紅花(血行を良くして体を温め、婦人病、冷え性、生理不順、更年期障害などに良い)



そして!婦人薬のたっぷり入ったスープ「四物湯スープ」

中国医学には、冷え性という病気はありませんが、色々な理由で
「冷え」の症状がでます。
でも、女性特有の症状であることは間違いありません。

冷え性や、不調の原因は、どこからきているのか?
例えば、足腰の冷え、肩こり、頭痛、めまいなど、自分の体を十分把握し、「自身自医」(自分の健康は自分で守る)を一緒に考えて行きます。


四物湯スープ 浅利の老酒炒め センキュウと紅花入り肉団子


がんばる業その1:
日本中医食養学会 総務局長・常任理事

             国立北京中医薬大学を卒業した方々が、更に学べる空間。

             お医者さんや薬剤士、栄養士、一般の方々が薬膳の普及活動をされている。

             海外研修や講演活動など多彩な活動をされている。

             【薬膳とは、中医学の理論に基づいて作られた食事で、その目的は保健・強身・疾病の予防

             治療効果の促進・老化防止である】そして!これに「おいしい食事である」事が加わる。

             「いくら体によくてもね、薬臭い、苦いとか、食べる意欲をなくすような食事は滋養になるとは

             思えないんですよ。毎日食べるからこそ、効果も上がって、身体によければ身体が喜んで

             受け入れて、美味しいと感じるんですよ。」

             仰るとおり!先人達が試行錯誤しながら、食べられるもの、食べると命を落としてしまうもの、

             と選別してきてくれた、「人が食べていいもの」の数々。

             例えば、毒きのこは、誰かが食べて命を落としたから、今、毒きのこだ!!って、判るんですものね。

             
がんばる業その2:国立北京中医薬大学日本分校講師

             国立北京中医薬大学の日本校の講師を3年前からなさっている。

             日本には、まだ中医学というのはあまり定着していない。

             しかし、中医学の基礎である「陰陽・五行学説」やその他の理論は「人」として自然に沿って

             生きるという、合理的な考え方だ。

             その中医学を基本に薬膳を広く勉強する。そんな大学が日本にも出来た事は大変喜ばしい事

             である。

             世界的な薬膳のシンポジウムが日本で開催されるという年に、きよみ先生は大活躍。

             その後も中医学、薬膳を広め、まずは、自分の体は医者任せにせずに、日頃から自分で守る!

             という心意気を人々に伝術されている。
             

夢:みなさんに、健康に暮らす事の大切さを伝えて行きたい。

  特に子供たち、次の世代を担う人たちがイキイキと過ごせるように。その為に出来る事をして行きたい。

  そして、中医学や薬膳だけでなく、お母さんたちの味方になって行きたい。


お言葉:急ぐ必要はないの。ゆっくり行きましょう!楽しく生きましょうよ!

      人を信じて生きているから、ゆったりした気持ちをいつも持っていられるの。

      決して、しっかりなんてしなくていいの。
      


編集後記

人間にとって、食べるという行為は、「命」を繋げる以外に、多くの事が絡み合っています。

でも、「生きる」という原点に関わっている「食」

戦後、たくさんの物を手に入れた日本人が、原点を粗末にして生きてきてしまった事実は否めない所があります。

薬膳は食べれば体が喜ぶものです。

添加物は、食べても体に特に害がないと、国が認定したものです。今、その国の基準値が至る所で問われています。

食べ物を長く保存する為には乾燥し、腐らない為に酢や塩を使って先人たちは「命」を繋げてきました。

その知恵は、全て自らの体を張って試行錯誤し、後世に伝えてきたという事実に感謝するとともに、

その考え方を持つ、中医学の素晴らしさを感じます。

何も難しい事を説いているわけではありません。

人間は特別なものではなく、自然界と一体となって、宇宙天然の理に従っています。

きよみ先生とご一緒していると、ダメな自分だっていいのかも知れない・・・・・。

今は何も形になっていないけど、少しずつ前に進めるかも知れない・・・・・・・。

そんなパワーをくださるんです。「やる気」沸いてくるんですよ。


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文責:jojitown hiromi 取材日:2002.6,14