●プロフィール 

中西 智恵美 なかにし ちえみ

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   19××年1月23日生まれ 水瓶座 

   スペイン語講師

   法廷通訳

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本業:スペイン語講師

    
1週間の内、(財)日本スペイン協会で4コマの授業、ISS通訳センターで1コマ、湘南工科大学で

    2コマの授業を担当。俗に言う「帰国子女」で、中学3年の時に帰国し、すぐに高校受験。

    今までの帰国子女の受験体制を打ち砕いた、怖いもの知らずの親子だったとか。

    「外国は数学が日本より遅れているんですよ。」数学は特訓を受けたが、その他は

    特になにもせず。で、見事都立三田高校合格。普通は、中3の冬に帰国して受験するなんて、

    担任教師にはとても考えられないやっかいな親子。

    御両親は「外で遊びなさ〜い!!」という教育だったそう。でも本が大好きで、おそとで遊ぶというのは

    あまり得意ではなかった。そして、小さい頃から、人前で喋るのが、大の苦手だった。

    おかげで、英検1級も、スペイン語検定1級も筆記は楽勝で合格できても、面接で何度も落ちた。

    それなのに今や、人前で堂々と1時間以上も話す講師という仕事。

    日本スペイン協会からスカウトされ、「じゃぁ、よろしくお願いします」と、面接の日に

    即決。「何も考えずに、来るもの拒まずで生き延びてきました!」とケラケラっと笑う。

スペイン語教室での授業風景と、生徒さんとサロンで談話する中西さん

がんばる業その1:法廷通訳

             OL生活と並行して、夜間のスペイン語講師をしていると、1年半で会社が倒産。

             その後、昼間も講師の仕事をはじめると、法廷通訳の仕事の話が舞い込んできた。

             法廷通訳は、もう11年になる。あまり聞きなれない職業だが、これだけ外国人が

             日本に出入りする現在、外国人の裁判は日々増えていて、必要不可欠な存在。

             行政はあまりにも多くの外国人裁判が増えつづけているにもかかわらず、法廷通訳の地位を

             明確なものにしていない。システムや資格や保護、規制など、基本的な部分は11年前から

             殆ど何も変わっていない。通常の通訳だけでも様々な経験値や、想像力、柔軟性が

             必要である上に、法廷通訳ともなると、法律、専門用語の知識が、まず日本語で必要になる。

             そこからも、たくさんの物を吸収し咀嚼し、法廷で外国人の発言する一語一句を正確に通訳

             しなければならない。

             最近は全国の法廷通訳に関わっていらっしゃる方達や、弁護士、検察官の方々と日本に

             とっての「通訳」を広く見直す活動をされている。11年というと、もう法廷通訳の世界では

             古株。自分の生活を守るためだけで精一杯の時もある。でも、それじゃぁな〜・・・って。

             経験してきた事は確実に次世代に継承していかなくてはならない。

             それも優先しなくてはいけない立場になっていると感じている。
            

夢・・・:本を出版したいです。今までは童話の翻訳とスペイン語の本を出版しましたが、童話作家になりたいです。

     でもね〜。締め切りとかに追われるのを想像するだけで・・・。今の所自分のHPで文章書くのが

     限界ですね。(@ひろみのお気に入り リンク集にも掲載しています)とにかく!やりたい事いっぱいです。

趣味:合唱です。講師や通訳で喋りっぱなしなのに、まだ口を開くか!ってカンジですよね。

    小学校6年生からやってます。6月10日には演奏会があります。最近忙しくて練習になかなか
 
    参加できないんですけどね。うがいや演奏会前の禁酒なんかは、ちゃんとやってます!

お言葉:小さく終わらない。大きい所を目指す。ただし、それなりの覚悟や努力は必要ですけどね。

      バブルの時と違って、今は自分で道を切り開いて突き進まなきゃいけない。

      ピンチはチャ〜〜ンス!若い人にもドンドン頑張ってもらわなくっちゃ。


編集後記

取材のきっかけは、あるサイトの掲示板でのやりとりからです。

なんだか、私の知らない世界で凄く頑張ってる方なんだな。という印象でした。

中西さんのHPに伺ってみると、またまた興味深々。いつ寝てるの?というぐらい多忙を極めている。

法廷通訳という職業がある事すら知らなかった私にとって、今回の取材は勉強になりました。

お話を伺っていると、やっぱり「人が好き」という発想から、色々と行動されています。

年賀状は毎年400枚以上も書かれているらしく、その他同窓会の幹事や飲み会の企画、色々な人達の橋渡し役が

多いそうです。スペイン語教室の生徒さんの中には10年も師弟関係を結んでいらっしゃる方も。

そんな中西さんだからこそ、これからの「通訳」という職業を日本にきちんと定着させるという活動もできるんだと

感じました。これだけ学校で外国語を勉強させておいて、通訳が職業として広く認知されていない立場だなんて

とってもおかしいヨ。日本の国際化社会
はまだまだ壁がたくさんあるよね。


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文責:jojitown hiromi 取材日:2001.6,2