●プロフィール

 河野 兵市 こうの ひょういち

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 1958年4月12日生まれ 

 冒険家

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がんばる業:
冒険家

         愛媛県西宇和郡瀬戸町川之浜出身。中学時代は1箱25kgのみかん箱を4箱背負って

         家業を手伝った。高校卒業後、大阪のガスサービス会社に勤務するが、、「これが人生の

         すべてなのか?これで一生終わっていいんやろか?」と思い悩み退職。

         その後アルバイトをしながら1年3ヶ月をかけ、日本一周(16.000km)をする。
         
         その後も1年間で280万を貯め、22歳で自転車や徒歩で世界を目ざし、大阪を出発する。

         その後は24歳で、自転車からの視点でしか物事を見ていなかった事に気付き、ユーコン川

         いかだ・ボート下り、25歳で登山経験もないのにマッキンリー登頂。

         同年、北米大陸横断、26歳でアメリカ三大マラソン完走。28歳で南米最高峰のアコンカグアを

         制覇。翌年29歳でパキスタンのナンガバルバッド(8.125m)に挑戦し、顔面に27針も縫う

         大怪我を負う。うち半分は麻酔なしの手術。口ひげを生やしているのは、その時の傷跡を

         隠す為。

         パキスタンでは資金が底をつき、友人の「200万貸すぞ!」を断わり、一時帰国する。

         「人にカネを出してもらってまで行くのはいや」の信念を貫き、アルバイトをしながらの冒険が続く。

         みかん畑で家業を手伝っていた為、木の扱いには慣れていたので、日当制の植木職人をしながら

         資金を貯めた。

         30歳で、旧ソ連の7.000m超の二峰を制覇。32歳で単独でリヤカーを引きサハラ砂漠を制覇。

         これを経験し、次は北極だ!と照準を合わせる。39歳で、日本人初北極圏単独徒歩到達を

         決める。しかしながら、カナダ最北端のワードハント島を出発し、780kmを歩く旅には、4.000万

         円もの巨額なお金がかかった。

         登山経験者からの評価は高く、「冒険家としての資質が秀でている。体力は普通の人の3倍だし、

         語学力もあり、現地での折衝もうまい」節を曲げて民間のカンパで資金調達した。

         節を曲げる事により抱えるものは沢山だったようだ。日々の筋力トレーニングやランニングは

         もちろんの事、援助が望めそうな企業には直接の説得行脚。講演会での講師、つてを頼っての

         カンパ箱の設置。

         41歳で今回の冒険「北極点から15.000キロを6年かけて歩き通す旅」に旅立ったのは

         2001年3月だった。

         命を落とすようなことが冒険じゃない。冒険とは自分のポジションから一歩前に踏み出す勇気だ

         ホームページにはこう記されている。

         人にカネを出してもらってまで夢を実現するもんじゃないという信念は、何度目かの挑戦の時に

         自分以上に喜んでくれた人が沢山いて、自分の体験を楽しんでくれる人がいるって素晴らしいと

         実感し、改めたという。以来「大きな夢をみんなで分ける」事も大切に考えるようになった。と

         週間朝日のインタビュー記事にあった。


編集後記

悩みました。6年後の取材は完璧に実現するものと信じて疑っていませんでした。

お亡くなりになった今、記事として世の中に出すべきなのか?ご本人の許可無く、直接お会いしていないのに

果たしていいのだろうかと。まずは後援会のHPを拝見してみようと思い伺いました。

当然掲示板は閉鎖されているだろうと思いながらクリックしてみると、沢山の書き込みがありました。

お悔やみの書き込みや誹謗中傷の書き込みもありました。

後援会の皆さんには最後まで河野さんを応援し、守り抜いて欲しかったデス。

親不孝だとか失敗だったとか、ヒーローになりきれなかったとか、お金が絡んで居た事を非難する声も

あります。私は河野さんと同じ事を成し遂げた人だけが批判する権利を持っていると掲示板に書き込み

しました。他人のお金を使って冒険した事は事実です。でも、お金を出さなかった方がとやかく言う事でしょうか?

なぜ?閉鎖しておいてくれなかったのか・・・。ネットの怖さを理解した上でサイトを開設しているはずでしょう。

憤りを感じ、それをパワーにし、一気に記事を打ちました。

賛否両論あるかと思います。でも、「がんばる人」を取材したい私はどんな形でも紹介していきます!

がんばる人が存在した事実は次世代に確実に継承していかなくてはと思っています。


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文引用:河野 兵市 後援会サイト・週間朝日

文責:jojitown hiromi 取材日:2001.5.26